仕様

出力特性

平均出力 (最小バンド幅) >750 mW
平均出力 (バンド幅60nm) >450 mW
バンド幅2 10-60 nm
チューニング域 780-820 nm3
繰返し周波数 (通常値) 84 MHz
ノイズ4 <0.05%
安定性5 <0.5%
空間モード TEM00
ビーム径 (1/e2) 1.5 mm
ビーム拡がり角 (全角) <1 mrad
偏光 水平

注釈:

  1. 製品の継続的改良のため、仕様は予告無しに変更されることがあります
  2. コンピューター制御により800nmでアクセス可能なバンド幅です。ご要望のバンド幅に対応可能です
  3. 中心波長は、バンド幅<30nmで変えることが可能です。通常、中心波長は800nmの設定となります
  4. 仕様は、10Hz~10MHzの帯域幅で測定されるrmsノイズを表します
  5. 1時間のウォームアップ後、任意の2時間の出力ドリフトの場合
  6. Mai Tai SPは、クラス4 (Class IV) 高出力レーザーであり、定義上そのビームは、危険かつ火災を発生する可能性があります。
    直接及び反射ビームの被ばくを防ぐための予防措置を講じてください。拡散反射であっても鏡面反射同様、深刻な皮膚や眼の損傷を引き起こす可能性があります

特徴

概要

Spectra-PhysicsのMai Tai SPチタンサファイアレーザー発振器は、業界をリードする安定性と最先端の機能を理科学研究コミュニティに提供しています。このMai Tai SPレーザーは、Spectra-Physicsの超短パルスアンプのシードレーザーとして特別に設計されました。帯域幅と中心波長を調整するための制御機能が組み込まれており、完全に自動化されているため、ユーザーが手動で操作する必要はありません。

かつてないレベルのパフォーマンスを提供

このかつてないレベルのパフォーマンスにより、Spitfire® Aceアンプシステに提供されるシードソースは、調整が容易でかつ安定しています。その柔軟性により、同一のMai Tai SPレーザーを使用して、増幅器にさまざまなパルス幅構成(35fs、100fs)でシードすることが可能であり、真のトランス・フォーム・リミットパルスを得る事ができます。

StabiLokアクティブ・ビーム位置安定機構

Mai Tai SPは、優れた長期環境安定性を備えています。これは、超短パルスレーザーで業界最多設置実績を持つMaiTaiレーザープラットフォーム上に構築されています。これらのレーザーは、StabiLokアクティブ・ビーム位置安定機構テクノロジー、EternAlignパーマネントオプティクスマウントテクノロジー、温度安定化ハウジング、アクティブパージテクノロジーを利用して、さまざまな環境条件下での長期安定性を確保します。Mai Tai SPは、ダイオードの信頼性と寿命の分野で実績のあるリーダーであるProLiteダイオードを使用しており、40,000時間を連続出力を達成します。

互換性のあるパワーセンサー

Mai Tai SP レーザーのパワーを検証および分析するには、Ophir 3A (7Z02621) サーマル センサーおよび Centauri レーザーパワーメーターをお勧めします。このレーザー測定装置に関する追加情報は、ophiropt.com の Web サイトでご確認いただけます。アプリケーションによっては、他の Ophir センサーとディスプレイも Mai Tai SP に適している場合があります。 また、 Ophir  はレーザーシステム開発者と協力し、OEM ソリューションとしてシステムパフォーマンスをモニターする組み込み型ビームプロファイリングを可能にしています。