高速処理、低コストを実現、24/7 PCB製造対応

Spectra-Physicsは、カッティング、ディパネリング、ビアホールドリリング、ダイレクトイメージング、トリミング、リペア、マーキングなど、PCB/Microelectronicsパッケージ製造向けに最先端レーザーをラインナップしており、要求度の高いPCB製造分野に数千台のレーザー導入実績を有しています。また、数多くの市場実績とともに、高い信頼性を持つレーザーを、低コストにて強いグローバルサポート体制とともに全世界へ供給しています。

  • 高難易度PCBアプリケーション対応: カッティング、ドリリング、レーザーダイレクトイメージング、トリミング、リペア、マーキングなど
  • 多くの市場実績に基づく要求度の高い大量生産向け
  • ハイスループット
  • 圧倒的なコストパフォーマンス

PCB切断とビアドリル

電子機器の最小化と性能の向上に伴い、電子機器に搭載するコンパクトで薄いフレックスPCBのニーズが急速に高まっています。フレックスPCBは通常、数〜数十μmの厚さの材料の層を使用して作成されます。使用される材料には、銅(Cu)箔、ポリイミド(PI)シート、および様々なラミネートの作成を可能にする接着剤が含まれます。典型的なフレックスPCB材料は、2つの同じ厚さのCu箔の間に積層された12μm厚のPI層で構成されています。レーザープロセスには、ブラインドビア、スルービアドリル、直線および輪郭切断、2Dパターニングが含まれる場合もあります。PCB製造の詳細についてはNewport.comをご参照ください。

Profile of a via hole drilled in flex-PCB using a Spectra-Physics Talon UV ns laser
図1. Spectra-PhysicsのTalon UVナノ秒レーザーを使用してフレックスPCBに開けられたビアホールのプロファイル。フレックスPCB層はCu / PI / Cuラミネートです。ビアホールは直径80.mのトレパンカット。平均バリ高さは2μm未満。

PCB製造向けレーザー

アプリケーションノート

PCB材料の切断と穴あけ

UVレーザーを精密マイクロマシニングに用いることにより、これまで以上に多くの回路を1つのパネルに収めることができ、実質的な使用可能面積が増加します。さらに、UV波長は、銅からポリイミドフィルムまで、PCB内のさまざまな材料によって吸収されるため、すべての材料プロセスにフレキシブルなOne-Solutionを提供します。例えば、よりタイトにフォーカスしたUV光では銅を除去するのに十分なビーム強度に到達可能、レーザー出力を下げ低いビーム強度により下部の銅層に損傷を与えることなく誘電体材料を切断できます。詳細につきましては、Talon UVレーザーを使用したPCB材料の切断と穴あけをご参照ください。

高速フレキシブルPCB加工

Spectra-Physicsは、産業用OEM製造向けに、圧倒的な低コストのUVレーザーであるTalon®を発表しました。レーザー加工の大きく成長している市場の1つは、PCB製造です。従来CO2レーザーとエキシマレーザーが主に使用されていたこのアプリケーションにおいてはUV固体レーザーへの移行ますます進んでいます。UV固体レーザー技術への移行は、従来より小さな対象物に対して高精度、高密度で加工する必要性、また、UV波長の材料に対してより高品質での加工能力、UV固体レーザーのコストパフォーマンスの向上など、さまざまな要因によって方向性が決まります。詳細につきまては、高速フレキシブルPCB加工 の高出力、高繰り返しUVレーザーをご参照ください。